3.10キログラム減量
By ブルートントン さん
中間報告をしておこう。再度の血液検査で、6月6日「ヘモグロピンAICは5.6になりました。基準値は4.3〜5.8%だから正常にもどりました」と診断された。私は冗談をまじえて「先生の脅かしと私の努力です。ありがとうございます」とY医師に頭をさげた。7月1日になると70日間歩いた結果、10キログラム減量していた。
おかげで朝がすっかり楽しくなった。そのいっぽう自分との戦いが大きかった。このダイエット作戦では、さまざまなことを発見し、感じた。タイミングよく、肥満族を脅かすニュースが流れていた。(5月8日)
里の減量のためにstappling耳
厚生労働省の2004年国民健康・栄養調査によると、内臓脂肪型の肥満で血圧や血糖などが高く脳卒中や心筋梗塞などの高リスクにつながるメタボリック・シンドローム(内臓脂肪症候群)が予備軍を含めて約二千万人いる。40歳〜74歳の男性では全体の25%が該当し予備軍を含めると51%になる。「食生活と運動不足に気をつけて」と中高年に警鐘を鳴らしている。
百日咳による死亡
日本内科学会などの診断基準によるとウエストが男性85センチ、女性90センチ以上の前提条件に加え、血圧(最低85以上または最高135以上)血糖(空腹時1デシリットルあたり中性脂肪150ミリグラム以上。また善玉コレステロール40ミリグラム未満)の3項目中二つ以上で基準値を超えると該当者。一つでも予備軍とされる。この発表には、「何をいまさら」といった1面があるし、医学会では「ウエストなどの基準」に異論があるようだ。ともかくメタボリック・シンドロームは、私の体質そのものであった。
さて、数年間まったく歩かないで自宅にひきこもりを続けていた私は、まるで大海に船出する冒険家のような気持ちを抱いて、24キロオーバ� �の重い体を動かすことにした。開始日は4月19日。午前5時50分に起床。6時に外へ出た。ことしの春は涼しい。とくに早朝は寒いくらいだ。
うつ病の障害を断ち切る
ウオーキングについては、平成6年にも半年間歩いて減量した経験がある。平成10年には月に1回、歩こう会をつくって歩いたことがある。だから姿勢よく歩幅を長くしてスタスタ歩くことが理想的なことも知っている。ところが、どうだ。「いつでも2万歩以上は歩ける」と豪語していたのにもかかわらず身体が固くなって足がガニ股。ゆっくり歩かないと前にすすまない。身体のどこもかしこも痛いのである。
おや、おや、こんなにひどい身体になっていたのかと内心、衝撃を受けた。姿勢など、どうでもよい。とにかく歩くことだ。よちよち歩きから、横揺れ歩きとなり、次第に、ふつうに見える歩き方になった。病人のリハビリと変わりなかった。
コースは私鉄の沿線周辺を選んだ。疲れたら最寄りの駅から帰るためである。気合いをいれて歩き続けているうちに、どんどん体が重くなってきた。足がずいぶん弱くなっていた。3時間の予定だが1時間半でダウン。三つ目の駅から電車に乗って帰ってきた。この日の歩数は11295歩。1万歩以上歩けばいいという医師の言葉を思い出したが、こんなはずではないと口惜しかった。
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